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大紅空木(オオベニウツギ)

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大紅空木(オオベニウツギ)はスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木である。
日本では福岡県にしか自生しない。
海外では朝鮮半島、中国北部に分布している。
環境省のレッドリスト(2012)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
品種改良された園芸種が多いので、庭木としてもよく利用されている。
谷空木(タニウツギ)の仲間だが、谷空木(タニウツギ)の花がピンクなのに比べて紅が濃い。
樹高は2~3メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があり、中筋には毛が生える。
開花時期は5~6月である。
長さ3~4センチの鐘形の花を1~4輪ずつつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Weigela はドイツの科学者「ウェイゲル(Christian Ehrenfried Weigel, 1748-1831)さん」の名からきている。
種小名の florida は「花の多い」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Weigela florida


★頂で赤いラッパを吹き鳴らす
 大紅空木花びら揺れて

大紅空木(オオベニウツギ)_d0059226_1511093.jpg



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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2014-05-01 15:15 | スイカズラ科
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