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琉球竹(リュウキュウチク)

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琉球竹(リュウキュウチク)はイネ科メダケ属の多年生常緑ササ類である。
メダケ属は日本と中国に十数種が分布する。
本種は鹿児島県から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
稈の高さは3メートルから6メートルくらいになる。
稈の太さは1センチから2センチである。
枝は1つの節からたくさん出る。
葉は線状の披針形(笹の葉のような形)で、長さは20センチくらいある。
葉の先は長く伸び、ねじれない。
沖縄では屋根ふき用材として利用される。
属名の Pleioblastus はギリシャ語の「pleios(多い)+blastos(芽)」からきている。ササに比べて節に芽がたくさん集まることから名づけられた。
種小名の linearis は「線形の」という意味である。
写真は2月に海洋博公園のおもろ植物園で撮った。
「おもろ」は琉球の方言で奄美・沖縄に伝わる古い歌謡を意味する。
学名:Pleioblastus linearis


★タケの名はつくけどササの仲間だよ
 この地の暮らし今に伝えて

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2015-02-12 15:15 | イネ科
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