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紅梅(コウバイ)

紅梅(コウバイ)_d0059226_1136581.jpg

藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
紅梅(コウバイ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
江戸古典種である。
1958年に熊本県の肥後つばき協会によって登録された。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は3月から4月である。
花10センチ以上の明るい紅色の一重平開咲きの大輪である。
雄しべは梅しべである。
肥後椿は梅しべといって雄しべが放射状に開くのが特徴である。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Camellia japonica 'Koubai'


★紅梅と呼ばれる椿の姿見て
 抱く思いは複雑なれど

紅梅(コウバイ)_d0059226_11371539.jpg

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2016-03-08 11:45 | ツバキ科
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