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一休(イッキュウ)

一休(イッキュウ)_d0059226_12395919.jpg

藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
一休(イッキュウ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
1970年に山田保彦さんが久留米で発見し、豊福与志幸さんが命名発表をした。
樹高は2メートルから4メートルである。
樹形は立性である。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は鋭く尖る。
開花時期は2月から4月である。
花5センチくらいの白い一重筒咲きの小輪である。
雄しべは筒しべで、やや先細りをする。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Camellia japonica 'Ikkyu'


★一休の名に相応しく茶花として
 珍重される純白の花

一休(イッキュウ)_d0059226_1240924.jpg

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2016-03-11 12:42 | ツバキ科
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