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春曙紅(シュンショッコウ)

春曙紅(シュンショッコウ)_d0059226_1232256.jpg

藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
春曙紅(シュンショッコウ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
明治時代からある古い品種である。
1932年に埼玉で刊行された「皆川椿花集」に記載がある。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
春咲きで、開花時期は2月から4月である。
花径8センチくらいの明るい桃色で花底の白い八重抱え咲きの中輪である。
花弁数は15枚くらいある。
雄しべは筒しべないし割りしべである。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Camellia japonica 'Shunshokko'


★ほんわりと淡い桃色愛らしく
 そぞろ歩けばほろ酔い気分

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2016-03-18 12:35 | ツバキ科
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