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星車(ホシグルマ)

星車(ホシグルマ)_d0059226_1433531.jpg

雪椿(ユキツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
本州の東北地方から北陸地方にかけての日本海側に分布し、山地に生える。
新潟県を中心とした豪雪地域に多く、新潟県では「県の木」に指定している。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれる藪椿(ヤブツバキ)とともに、園芸品種の基本種となっている。
星車(ホシグルマ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
江戸時代からある古い品種である。
1695年に駒込の植木屋の伊藤伊兵衛三之丞が著した「花壇地錦抄(かだんちきんしょう)」に記載されている。
樹高は2メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
春咲きで、開花時期は2月から4月くらいである。
花径8センチくらいの紅色地で白い星斑が入る千重咲きの中輪である。
千重咲きというのは、花弁の重なりが多い咲き方である。
雄しべはないか、あるいは落花まで見えない。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の rusticana は「田園の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Camellia rusticana 'Hoshiguruma'


★白い斑の入り方にはいろいろな
 バリエーションがあるようだけど

星車(ホシグルマ)_d0059226_1434837.jpg

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2016-03-23 14:07 | ツバキ科
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