柚香菊(ユウガギク)はキク科ヨメナ属の多年草である。
近畿地方以北の本州に分布し、野山の草地や道端などに生育する。
一般に野菊と呼ばれる種類の一つである。
草丈は40~150センチくらいである。
葉は長楕円形で、縁は羽状に切れ込む。
茎はよく分枝して斜めに張り出す。
開花時期は6~10月である。
花径2~3センチのマーガレットを小型にしたような花径2~3センチの花を咲かせる。
花の色は白ないし白に近い紫で、中心部は黄色い。
名の由来は、柚(ユズ)に似た香りのする菊ということである。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Kalimeris pinnatifida
★道端をきれいに飾る柚香菊
青空の下白さ目に滲み