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雌藪苧麻(メヤブマオ)

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雌藪苧麻(メヤブマオ)はイラクサ科カラムシ属の多年草である。
日本各地に分布し、山野の林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布している。
草丈は100~150センチくらいになる。
葉は向かい合って生え(対生)、卵円形で薄く、先は3つに裂けることが多い。
縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、両面に短い毛がたくさん生える。
開花時期は8~10月である。
葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をびっしりとつける。
名の由来は、藪苧麻(ヤブマオ)と似ているが全体に弱々しく見えるところからきている。
写真は8月に板橋区の赤塚園で撮った。
学名:Boehmeria platanifolia

★びっしりと花つけ伸びる花の穂も
 どこか寂しき雌藪苧麻かな
雌藪苧麻(メヤブマオ)_d0059226_6144095.jpg

by ryudesuyo | 2006-09-07 06:14 | イラクサ科
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