縞太藺(シマフトイ)はカヤツリグサ科ホタルイ属の多年草である。
日本各地に分布し、水辺や湖沼に生える。
分類上は、太藺(フトイ)の型の1つである。
草丈は80~200センチくらいである。
茎は円筒形で、黄白色の横縞が入るのが特徴である。
葉はなく、葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)だけである。
開花時期は7~9月である。
茎先で枝分かれをして、先に黄褐色の小穂をつける。
写真は10月上旬に大阪市大植物園で撮った。
学名:Scirpus tabernaemontani f. zebrinus
★筒型の茎がぽってり縞太藺
すっと伸びれば気分爽やか