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クラリンドウ

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クラリンドウはクマツヅラ科クサギ属の常緑低木である。
原産地はインドのアッサム地方からヒマラヤにかけた一帯である。
リンドウは竜胆なのだろうか、名の由来は調べたがわからなかった。
中国名は「垂茉莉」である。
タガヤサンという別名がある。
しかし、この由来もわからない。
グレープバニラ(Grape vanila)、ブライダルベール(Bridal's veil)などの英名があるという。
学名のクレロデンドロン・ウオリキーでも流通している。
ただし、種小名の片仮名表記は「ワリッキイ」や「ワリチィ」などまちまちである。
樹高は1~2メートルである。
小枝が垂れ下がる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉は艶のある緑色をしている。
開花時期は10~12月である。
緑色を帯びた白い花を下垂して咲かせる。
長い雄しべが突き出している。
花が終わった後、果実が黒く熟し、星状に開いた赤い萼をつける。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Clerodendrum wallichii

★カールした雄しべがとてもチャーミング
 クラリンドウは冬に咲く花
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by ryudesuyo | 2006-12-27 18:52 | クマツヅラ科
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