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白花菫(シロバナスミレ)

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白花菫(シロバナスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
別名を白菫(シロスミレ)ともいう。
北海道から九州にかけて分布し、やや標高の高い草原に生える。
冷涼な気候を好み、北海道では根室地方にまで分布している。
海外では、東アジア、北アジア、シベリアなどにも分布する。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は長い披針形で、先は尖らない。
長い柄があり、縁には低く平らなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~6月である。
花径は15~20ミリくらいで、花の色は白い。
上弁という上の1対の花びらは後ろに反り返る。
側弁という下の1対の花びらには毛が生える。
唇弁という下に垂れる花びらには紫色の筋が入る。
花の後ろに突き出した距は3~4ミリで短い。
写真は3月に大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola patrinii

★寒地でも元気に咲くよ白菫
 春の訪れ知らせるように
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by ryudesuyo | 2007-02-03 16:32 | スミレ科
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