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姫菫(ヒメスミレ)

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姫菫(ヒメスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、人里近くの道端などに生える。
分類上は台湾小菫(タイワンコスミレ=Viola confusa)の亜種とする説と独立種とする説がある。
草丈は4~10センチくらいである。
葉は三角状の披針形で、長さは3~4センチである。
縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は緑色だが、裏面は紫色を帯びる。
葉の柄に菫(スミレ)のような翼はない。
開花時期は3~5月である。
花径は10~15ミリくらいで、濃い紫色をしている。
側弁という下の2枚の花びらのつけ根には白い毛が生える。
雌しべの花柱の先は膨らんでいる。
写真は3月に大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola confusa subsp. nagasakiensis(=Viola minor)


★いろいろの説があるけど姫菫
 人に踏まれて負けずに咲いて

姫菫(ヒメスミレ)_d0059226_6355668.jpg

by ryudesuyo | 2007-02-08 06:45 | スミレ科
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