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三角草(ミスミソウ)

三角草(ミスミソウ)_d0059226_6161196.jpg

三角草(ミスミソウ)はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である。
雪割草(ユキワリソウ)とも呼ばれている。
山地の日陰に自生し、早春に花茎を伸ばして雪を割るようにして咲き出す。
雪割草(ユキワリソウ)の原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどあるそうだ。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
それらは、例えば次のサイトで見ることができる。
http://www.kisnet.or.jp/~mezaki/meikan.htm
花色は白が基本だが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩である。
なお、花弁のように見えるのは萼(がく)片である。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。
俳句の季語は春である。
写真は3月に赤塚植物園で撮った。
学名:Hepatica nobilis var. japonica


★鉢の上鎮座まします三角草
 我も我もと腕を競いて

三角草(ミスミソウ)_d0059226_6164358.jpg

by ryudesuyo | 2007-02-22 06:18 | キンポウゲ科
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