乱葉葵(ランヨウアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。
分布域は、東京都、山梨県、静岡県、神奈川県である。
草丈は10センチくらいである。
葉は心形で、里芋(サトイモ)の葉に似ている。
葉の形や模様には変異が多いようである。
葉の表面は光沢がある。
葉の縁や裏面の葉脈にそって短い毛が疎らに生える。
開花時期は3~5月である。
萼筒は短く、花は質が薄い。
岐阜蝶(ギフチョウ)の食草として知られる。
根は生薬で杜衡(とうこ)といい、解熱、鎮痛、鎮咳などの薬効がある。
写真は5月に箱根湿性花園で撮った。
寒い雨の日だったが、腐葉土を掻き分けてこの花を見つけたときは嬉しかった。
学名:学名:Asarum blumei
★かじかんだ手で掘り当てた土色の
花の名前は乱葉葵
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