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白花半鐘蔓(シロバナハンショウヅル)

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白花半鐘蔓(シロバナハンショウヅル)はキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性落葉低木である。
本州の関東地方南部から近畿地方南部にかけての太平洋側と四国、九州に分布し、山地の林の縁に生える。
蔓性で、他の植物に絡まって伸びる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
小葉は卵形で、先が3つに中裂する。
葉の縁には疎らに切れ込んだぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月である。
葉の脇から長い柄を出して、白くて幅の広い釣鐘形の花を数輪つける。
花径は2~3センチである。
近縁種とは異なり、花は大きく横に開く。
花弁はなく、花弁のように見えるのは4枚の萼片である。
萼片は薄くて外側に毛が生えている。
雌しべはたくさんあり、その周りを雄しべが取り囲んでいる。
雄しべには毛は生えていない。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Clematis williamsii


★名は似ても花の形は大違い
 お椀のような花を広げて
白花半鐘蔓(シロバナハンショウヅル)_d0059226_533679.jpg

花の本屋さん
by ryudesuyo | 2007-06-01 05:35 | キンポウゲ科
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