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目箒(メボウキ)

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目箒(メボウキ)はシソ科メボウキ属の一年草である。
原産地はインドだが、4000年も前にギリシャや地中海地方に伝わった。
バジル(basil)やバジリコ(basilico)の名のほうがよく知られているかもしれない。
パスタやサラダなどで使われるほか、エッセンシャルオイルやハーブティーとしても活用される。
日本へは江戸時代に中国から漢方薬として伝わった。
種は水分を含むとゼリー状の物質で覆われるので、目のほこりを取るのに使ったという。
それが和名の由来でもある。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
歯の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は6~9月である。
白ないし淡い紫色の唇形をした花を穂状につける。
写真は11月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Ocimum basilicum


★ふさふさで柔らかい葉に包まれて
 夢見るように目箒の花

目箒(メボウキ)_d0059226_18553542.jpg

花図鑑
by ryudesuyo | 2007-07-17 18:56 | シソ科
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