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高薊(タカアザミ)

高薊(タカアザミ)_d0059226_1625547.jpg

高薊(タカアザミ)はキク科アザミ属の越年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、河原や休耕田などに生える。
草丈は1~2メートルくらいである。
根際から生える葉は開花時期には枯れる。
茎につく葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は羽状に深く裂け、頂裂片は尾状に伸びる。
開花時期は8~10月である。
長い柄の先に花径25~35ミリくらいの紅紫色の花(頭花)を下向きにぶら下がるようにつける。
総苞の形は卵状の球形である。
総苞片は線形で、反り返る。
和名の由来は、花の柄が高く伸び上がっていることからきている。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Cirsium pendulum


★ぐいぐいと精一杯に背伸びして
 花はだらりと垂れ下がらせて

高薊(タカアザミ)_d0059226_16263693.jpg

花図鑑
by ryudesuyo | 2007-10-08 16:27 | キク科
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