人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 雪見花(ユキミバナ) 南部薊(ナンブアザミ) >>

抱葉姫薊(ダキバヒメアザミ)

抱葉姫薊(ダキバヒメアザミ)_d0059226_1953471.jpg

抱葉姫薊(ダキバヒメアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。
本州の東北地方と新潟県に分布し、山地の林の縁や草地に生える。
草丈は150~200センチくらいである。
茎は軟らかくて毛は生えず、しばしば紅紫色を帯びる。
軟らかい茎は食用になり、油いためや和え物などにされる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁はぎざぎざ(鋸歯)のあるものや羽状に切れ込むものがある。
葉のつけ根の部分が茎を抱くのが特徴である。
開花時期は7~9月である。
花(頭花)の色は紅紫色で、多数の舌状花で構成される。
総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)は粘らない。
写真は8月に山形市野草園で撮った。
学名:Cirsium amplexifolium


★めずらしい名前にほっと息漏らす
 茎を抱く葉に頷きながら
抱葉姫薊(ダキバヒメアザミ)_d0059226_19535683.jpg

花図鑑
by ryudesuyo | 2007-10-10 19:54 | キク科
<< 雪見花(ユキミバナ) 南部薊(ナンブアザミ) >>