寒椿(カンツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑中低木である。
分類上は、山茶花(サザンカ)のカンツバキ品種系とされる。
枝が横に広がる傾向がある。
樹高は150~300センチくらいである。
生け垣や庭園樹、公園樹などに利用される。
葉は暗い緑色の細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は11~2月である。
一般的には淡紅色の八重咲きが多いが、白や桃色のものもある。
俳句の季語は冬である。
上の写真は11月に小石川植物園で撮った。
下の写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Camellia sasanqua cv. Kantubaki
★雪の中可憐に開く寒桜
思い溢れど春まだ遠く
花図鑑
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