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カカオ

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カカオ(cacao)はアオギリ科カカオ属(テオブロマ属)の常緑高木である。
カカオはスペイン語で、アステカ族やマヤ族が用いた呼称に由来する。
属名のテオブロマ(Theobroma)はギリシャ語で「神の食べ物」を意味する。
原産地は熱帯アメリカで、標高300メートルくらいの湿潤な地に生える。
樹高は7~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、長さが20~40センチと大きい。
開花時期は周年である。
花径15ミリくらいの白い小さな5弁花が幹から直接ぶら下がって咲く。
実は長さが15~30センチ、直径が10センチくらいあり、ラグビーボールのような形をしている。
果皮の色は白っぽい緑色から濃い黄色を経て赤紫色に熟する。
果肉はココアの原料となり、脂肪はチョコレートの原料となる。
カカオはマヤ文明の時代から栽培されていた。
これをヨーロッパに伝えたのはコロンブスである。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Theobroma cacao


★温室にぶらりぶらぶらカカオの実
 じっと見上げて首が疲れて

カカオ_d0059226_5465829.jpg

by ryudesuyo | 2008-01-15 05:47 | アオギリ科
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