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都笹(ミヤコザサ)

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都笹(ミヤコザサ)はイネ科ササ属の多年草である。
北海道の南部から九州にかけて太平洋側に分布し、山地に生える。
名の由来は京都の比叡山で発見されたことからきている。
冬には葉の縁が白く枯れるなど隈笹(クマザサ)と似ている。
違いは草丈が低いことである。
草丈は50~80センチくらいである。
また、本種は葉の先が徐々に尖る。
茎は円筒形で中空である。
よく似た東笹(アズマザサ)は上部で枝分かれをするが、本種は枝分かれをしない。
葉は披針形で薄く、茎先に数枚が手のひら状につく。
夏に稀に開花をする。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Sasa nipponica


★風流を葉に表すか都笹
 ちらつく雪の景色似合いて


花図鑑
by ryudesuyo | 2008-01-20 09:40 | イネ科
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