人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 更紗満天星(サラサドウダン) 奄美聖紫花(アマミセイシカ) >>

東石楠花(アズマシャクナゲ)

東石楠花(アズマシャクナゲ)_d0059226_645835.jpg

東石楠花(アズマシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
宮城県南部から中部地方にかけて分布し、山地から亜高山にかけての林の中に生える。
樹高は1~3メートルくらいである。
枝は斜上して横に広がる。
葉は互い違いに生え(互生)、枝先に集まってつく。
革質で厚く、長さ8~15センチくらいの長い楕円形である。
葉の縁は裏にやや反り返る。
表面は艶があり、裏面には灰褐色の軟毛が生える。
開花時期は5~6月である。
枝先に花径4~5センチの漏斗状の花をたくさんつける。
花の色は蕾の時は赤く開くと淡い紅色になるのが普通だが、濃い紅色や白のものもある。
花冠は先で5つに裂けている。
花の中には雄しべが10本、雌しべが1本ある。
写真は7月に東北大学植物園で撮った。
学名:Rhododendron metternichii var. pentamerum


★ぐるりんと四方八方見渡して
 雨に濡れ咲く東石楠花
東石楠花(アズマシャクナゲ)_d0059226_6453965.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
by ryudesuyo | 2008-05-24 06:46 | ツツジ科
<< 更紗満天星(サラサドウダン) 奄美聖紫花(アマミセイシカ) >>