諸葛菜(ショカツサイ)はアブラナ科オオアラセイトウ属の多年草である。
その名の謂れは、三国志に登場する諸葛亮(しょかつりょう)が出陣の先々でこの種子を蒔いたことから来ているという。
西アジア・ヨーロッパの原産で、薄紫色の四弁花をつける。菫(スミレ)に似ているが、背丈は菫(スミレ)より高くなる。
葉の形が大根に似ていることから花大根(ハナダイコン)とも呼ばれる。
また、紫花菜(ムラサキハナナ)、大紫羅欄花(オオアラセイトウ)などの別称もある。
なお、アラセイトウというのはストックのことである。
★緑野を紫に染め諸葛菜
咲く花びらは十字を結び
☆たくましく咲きて進まん諸喝采
薄紫の花をつけては