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矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ)

矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ)_d0059226_6132568.jpg

矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ)はアオイ科ヤノネボンテンカ属(パポニア属)の常緑半低木である。
原産地は南アメリカである。
日本へ渡来した時期は不明である。
草丈は100~150センチくらいである。
茎は下部でよく枝分かれをして、横に広がる。
葉はくさび形で矢じりの形に似ている。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
この葉の形が「矢の根」の名の由来になっている。
「梵天」は婆羅門天のことだが、同時に山伏の峰入り行列の先頭に立てたりする御幣(ごへい)をも意味する。
花の形をこの「梵天」に見立てたものであろう。
同じアオイ科に梵天花(ボンテンカ)という花がある。
開花時期は8~9月である。
花径は5~7センチくらいで、花びらは白く真ん中が濃い赤褐色をしている。
また、花びらの裏側にはきれいな濃い赤色の筋が入っている。
別名を高砂芙蓉(タカサゴフヨウ)という。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Pavonia hastata


★あっさりと咲いているよな振りをして
 花の裏には綺麗な模様
矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ)_d0059226_6135364.jpg

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by ryudesuyo | 2008-10-16 06:15 | アオイ科
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