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白山木(ハクサンボク)

白山木(ハクサンボク)_d0059226_6265527.jpg

白山木(ハクサンボク)はスイカズラ科ガマズミ属の常緑小高木である。
日本原産で、愛知県近辺の太平洋岸、伊豆諸島、山口県、九州、沖縄などに分布し、山野や海岸に生える。
和名の由来は定かではないが、石川・岐阜県境の白山に生えると誤認されたという説がある。
樹高は2~6メートルくらいになる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には艶があり、浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
枝先にいくつも集まって小さな白い花をつける。
実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋になると真っ赤に熟する。
花と葉は乾くと特有の臭いがある。
庭木や生け花として利用される。
また、材は木釘に用いられる。
別名をイセビという。
花の写真は5月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Viburnum japonicum


★びっしりと白い小花の花飾り
 つけてにやにや白山木は

白山木(ハクサンボク)_d0059226_6272347.jpg

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by ryudesuyo | 2008-11-20 06:28 | スイカズラ科
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