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薩摩野菊(サツマノギク)

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薩摩野菊(サツマノギク)はキク科キク属の多年草である。
熊本県から鹿児島県にかけての海岸と屋久島に分布し、日当たりのいい場所に生える。
分布域は狭いが個体数は多いという。
栽培菊の原種の1つとなっている。
別名を薩摩野路菊(サツマノジギク)ともいう。
草丈は25~60センチくらいである。
茎は根際から束になって生え(束生)、上部で枝分かれをする。
茎には銀白色の毛が生える。
葉は広めの卵形で、羽状に浅く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は緑色で縁が白く、裏面には銀白色の毛が生える。
開花時期は11~12月である。
舌状花は白く、真ん中の筒状花は黄色い。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum ornatum


★びっしりと白い花びら敷き詰めて
 薩摩野菊は宴迎えて

薩摩野菊(サツマノギク)_d0059226_6233455.jpg

花図鑑

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by ryudesuyo | 2008-11-28 06:24 | キク科
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