アマゾンリリー(Amazon lily)はヒガンバナ科エウカリス属の多年草である。
原産地はコロンビアからペルーにかけてのアンデス山地である。
純白の花は香りもよく、結婚式のブーケやコサージュに使われるという。
和名は擬宝珠水仙(ギボウシズイセン)である。
根際から生える葉は卵形で大きい。
それが擬宝珠(ギボウシ)に似ていて、水仙(スイセン)のような花を咲かせるというのが由来である。
アマゾン百合(アマゾンユリ)、ユーチャリス、エウカリスなどの流通名もある。
開花時期は6~7月だが、暖地では周年開花をする。
花径6~8センチの白い花を数輪つける。
花被片は6枚である。
花筒部が長くて曲がり、垂れ下がるように咲く。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Eucharis grandiflora
★アンデスの山懐に抱かれて
香り立ち咲くアマゾンリリー
花図鑑
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