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ロサ・ルビギノサ

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ロサ・ルビギノサはバラ科バラ属の落葉低木である。
種小名の片仮名表記はルビジノーサやルビギノーザなども見られる。
原産地はイギリスを含む北ヨーロッパからコーカサス、西アジアにかけた一帯である。
16世紀の後半から栽培されている。
英名はスィートブライアー(sweet briar)である。
ブライアーは野薔薇のことである。
樹高は2~3メートルである。
枝には下向きの棘があり、横に広がる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
1枚の葉は小葉5~9枚で構成される。
葉にはリンゴに似た強い香りがある。
開花時期は6~7月である。
花径は2~4センチくらいで、花弁は5枚の一重咲きである。
花弁の色はピンクで、つけ根のほうは白っぽい。
花の真ん中には黄色い雄しべがたくさんある。
花の後にできる実(ローズヒップ)は直径1~2センチの球形で、秋に赤く色づく。
ローズヒップオイルの原料として知られる。
チリで生産されるものが多い。
異名をロサ・エグランテリア(Rosa eglanteria)という。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa rubiginosa


★ほんのりとピンクに染まりルビギノサ
 素朴な姿安らぎ与え

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by ryudesuyo | 2009-06-04 06:00 | バラ科
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