2012年 08月 12日 ( 1 )

鴨茅(カモガヤ)

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鴨茅(カモガヤ)はイネ科カモガヤ属の多年草である。
原産地はヨーロッパから西アジアにかけてである。
日本へは明治時代の初期に牧草として渡来した。
別名をオーチャードグラス(orchard grass)という。
オーチャードは果樹園のことである。
果樹の下草として栽培されたことからこの名がある。
和名のほうは、雄鶏の足(cock's foot grass)の cock が「鴨」に誤訳されたものである。
現在では野生化していて、北海道から沖縄にかけて分布する雑草となっている。
海外でも、亜熱帯から温帯にかけて広く帰化している。
特に近年は花粉症の原因植物ということで悪評が高い。
草丈は30~120センチくらいである。
茎はややざらつく。
根際から生える葉は幅の広い線形である。
葉の質は軟らかく、白っぽい緑色である。
開花時期は7~8月くらいである。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い緑色の小穂をたくさんつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Dactylis はギリシャ語の「dactylos(指)」からきている。指状の穂状花序をつけるということで名づけられた。
種小名の glomerata は「集まった」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Dactylis glomerata


★鳥の足思わすような穂を提げて
 我は牧草雑草ならず
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by ryudesuyo | 2012-08-12 12:50 | イネ科