<   2010年 03月 ( 31 )   > この月の画像一覧

兼六園四季桜(ケンロクエンシキザクラ)

d0059226_9354585.jpg

兼六園四季桜(ケンロクエンシキザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
10月ごろに開花し、春まで断続的に小さい花を咲かせる。
その点は十月桜(ジュウガツザクラ)と似るが、雌しべに毛がないなどの違いがある。
葉は小形の長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)が並ぶ。
葉には毛が多く生える。
花径は15~25ミリくらいの小輪である。
花の色は白ないし白に近い淡い紅色である。
咲き進むと花芯が赤味を帯びる。
花弁数は10~16枚くらいで、八重咲きである。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus sp.


★小振りでも花数いくら少なくも
 我は我なり背筋伸ばさん

d0059226_936490.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-21 09:36 | バラ科

小彼岸(コヒガン)

d0059226_751101.jpg

小彼岸(コヒガン)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
本州の東北地方から九州に分布し、庭木とされるものが多いが一部に自生するものもある。
別名を彼岸桜(ヒガンザクラ)ともいう。
江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜(マメザクラ)ないし近畿豆桜(キンキマメザクラ)との交雑種と考えられている。
樹高は3~7メートルくらいである。
開花時期は3月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花は小輪の一重咲きで、花弁は5枚である。
花の色は淡い紅色である。
蕾のときは濃い紅色をしている。
萼筒は壺型で細長い。
5~6月に実が黒紫色に熟する。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x subhirtella


★高遠の城をびっしり埋めて咲く
 小彼岸桜いつかこの目で

d0059226_7514188.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-20 07:52 | バラ科

江戸彼岸 (エドヒガン)

d0059226_6281678.jpg

江戸彼岸 (エドヒガン)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
本州から九州にかけて分布する原種の桜である。
名の由来は江戸で彼岸のころに咲くことからきている。
別名を東彼岸(アズマヒガン)、老婆彼岸(ウバヒガン)ともいう。
「老婆」は、葉のないうちに咲くところからきている。
樹高は10~25メートルくらいで巨木となる。
根尾谷の薄墨桜や盛岡の石割桜などが知られる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉には両面に毛が生える。
樹皮は暗い灰褐色で、縦に浅く裂ける。
開花時期は3月中旬から下旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
蕾の色は淡い紅色である。
花の色も淡い紅色で、花径15~25ミリくらいの小輪一重咲きである。
花びらは5枚で、花びらの形は楕円形である。
咢筒の形が丸い壺形なのが特徴である。
よく似た染井吉野(ソメイヨシノ)の咢筒は丸くならない。
一総につく花の数は2~3輪である。
花の後には結実をするが、数は少ない。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus pendula form. ascendens


★古来より名の知られたる江戸彼岸
 供連れなくも威風堂々

d0059226_6283926.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-19 06:29 | バラ科

陽光桜(ヨウコウザクラ)

d0059226_6184351.jpg

陽光桜(ヨウコウザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
「里桜」の天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出された。
作者は愛媛県の高岡正明さんである。
元教師だった高岡さんは、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼む鎮魂の旅に出た沖縄で寒緋桜(カンヒザクラ)と出会い、この桜が生まれることにつながったという。
改良25年にして作出された陽光桜(ヨウコウザクラ)を、作者は「平和のシンボル」として各地に贈り続けた。
樹高は5~8メートルくらいである。
開花時期は3~4月で、「染井吉野」よりも少し早く咲く。
一重咲きで、寒緋桜(カンヒザクラ)の紅色が残されている。
別名を紅吉野(ベニヨシノ)とも言う。
花径は4~5センチくらいある大輪である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus cv. Youkou-zakura(=Prunus x yedoensis cv.Amagai-yoshino x P.campanulata)


★もう二度と戦うまいと誓いたる
 思いのこもる陽光桜

d0059226_619783.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-18 06:19 | バラ科

緑近畿豆桜(ミドリキンキマメザクラ)

d0059226_6272134.jpg

緑近畿豆桜(ミドリキンキマメザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
豆桜(マメザクラ)には地域変種が多い。
このうち北陸地方や近畿地方、中部地方に分布するものを近畿豆桜(キンキマメザクラ)という。
特徴は萼筒が長いことと葉の縁に鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)ことである。
本種はその型の1つで、1966年に富山県の医王山で発見された。
特徴は花の色が白く、萼筒、小花柄などが緑色であることである。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月中旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花の色は白く、花径2センチくらいの小輪である。
一重咲きで、花弁は5枚である。
花弁の形は楕円形、萼筒の形は長い鐘形である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus incisa var. kinkiensis form. viridicalyx


★どこでどう姿を変えてしまったか
 緑の萼と白い花びら

d0059226_6273977.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-17 06:28 | バラ科

雛八丈(ヒナハチジョウ)

d0059226_6314545.jpg

雛八丈(ヒナハチジョウ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
はままつフラワーパークで作出された園芸品種である。
はままつフラワーパーク生まれの雛桜(ヒナザクラ)=古里桜(フルサトザクラ)と八丈島の大島桜(オオシマザクラ)を交配させて、初代園長の古里和夫博士が作り出した。
別名を袋井桜(フクロイザクラ)ともいう。
樹高は5~10メートルくらいである。
開花時期は3月中旬である。
花径3センチくらいの中輪で、一重咲きである。
花弁は5枚で、花の色は淡い紅色である。
写真は3月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus cv. Hinahachijo


★愛らしい名前に足をふと止めて
 見れば何やら乙女のようで

d0059226_632362.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-16 06:32 | バラ科

明正寺(ミョウショウジ)

d0059226_651446.jpg

明正寺(ミョウショウジ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
原木は愛媛県新居浜市の明正寺にある。
寒緋桜(カンヒザクラ)と支那実桜(シナミザクラ)の交雑種と推定されている。
椿寒桜(ツバキカンザクラ)に近い品種である。
樹高は4~7メートルくらいである。
開花時期は2~3月である。
葉の展開に先立って花をつける。
花の色は淡い紅色を帯び、一重咲きである。
花弁は薄くて皺があり、内側に曲がる特徴がある。
萼筒は鐘形で、皺がある。
雄しべは長い。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x introrsa cv. Myoshoji


★薄桃の花から雄しべ飛び出して
 恥ずかしそうに明正寺咲く

d0059226_653577.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-15 06:06 | バラ科

丁字桜 (チョウジザクラ)

d0059226_8584544.jpg

丁字桜 (チョウジザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木ないし小高木である。
本州の岩手県から広島県にかけてと九州の熊本県に分布し、山地に生える。
樹高は2から7メートルくらいである。
新しい枝や葉には軟毛がたくさん生える。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、葉の先は尾状に細く尖る。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
枝に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、1輪から3輪の花を下向きにつける。
花の色は淡い紅色である。
花びらは5枚で、一重咲きである。
花径は5から15ミリくらいで、花びらの先が少しへこんでいる。
花の柄は短く、萼筒が花径より長くて「丁字形」になる。
萼筒は紅色を帯びる。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと黒くなる。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus apetala


★桜とは思えぬような花だけど
 目凝らし見れば姿優しく

d0059226_859372.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-14 09:00 | バラ科

ヒマラヤ桜(ヒマラヤザクラ)

d0059226_830516.jpg

ヒマラヤ桜(ヒマラヤザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原産地はインドのカシミール地方から中国の雲南省にかけてである。
亜熱帯の標高1100~2300メートルの地域に生える。
日本へは1968年に現ネパール国王から贈られた。
二酸化窒素の吸収同化能力が高く、環境浄化木として注目されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
開花時期は11~12月である。
花は一重で、淡い紅色をしている。
写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus cerasoides


★渡り来た日本の桜のルーツだと
 知れば何やら尊く見えて

d0059226_8311094.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-13 08:31 | バラ科

三波川冬桜(サンバガワフユザクラ)

d0059226_611129.jpg

三波川冬桜(サンバガワフユザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
豆桜(マメザクラ:Prunus incisa)と大島桜(オオシマザクラ:Prunus speciosa)の種間交雑種と考えられている。
群馬県鬼石町三波川の桜山公園に植栽されたことが名の由来で、ここに植えられているものは国の天然記念物に指定されている。
別名を小葉桜(コバザクラ)ともいう。
春の桜のように一斉には咲かず、冬と春の年2回開花する。
寒い北風に吹かれると蕾は開かずに冬を越し、春に暖かくなってから花がまた咲くのだそうである。
しかし、大船植物園の花は1月の雪の中でもしっかりと開いていた。
なお、冬桜(フユザクラ)と同様に二度咲きする十月桜(ジュウガツザクラ)という品種があるが、これは小彼岸桜(コヒガンザクラ)の系統で別のものである。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus x parvifolia cv. Parvifolia


★小止みなく降り積む雪で薄化粧
 冬の桜は目を楽しませ

d0059226_611325.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-03-12 06:12 | バラ科